『ダンナは海上保安官』 『ダンナは海上保安官 転勤ぐらし7年め!』  林 まつり






2冊一気読み。コミックエッセイって、自分の周りにはいない職業の人や状況の人の日常が描かれているものが結構あって読むの好き。面白かった。最後沖縄に転勤だったので羨ましい。沖縄は永住したいとは思わないけど、数年だけ住んでみたい。

片づけられない女のための こんどこそ! 片づける技術  池田暁子



作者さんはかなりの汚部屋に住んでた人で、それをいかに整った状態にしていったかが描かれている。片付けられない程度がかなり酷い状態だったのでビックリしたけど面白かった。部屋に散乱するものを何とか収納を増やして片付けようとして棚を買いまくり、その総額が積もり積もって34万にもかけてたことに気づき、「責任者でてこい」心の中で自分に突っ込んでたので爆笑した。

私も、まだ付き合ってまなしとか、まだ本性みせてない彼氏が予告もなくいきなり一人暮らしの部屋に来られたら困る。30分ぐらい部屋を掃除するのに時間が欲しい。台所も大抵その日使った食器は寝る前に一気に洗う派なので、シンクに洗ってない食器があるだろうし、洗濯して取り込んだものはハンガーにかけたまま部屋の扉のフックにかかったままになっている。それらをクローゼットに押し込みたい。そしてクイックルワイパーとかで、物や床の表面をさっと拭きたい。最近は本などはもう紙で買わなくなったので、見られたら不味いBL本などを隠すということはしなくて良いが、パソコンは見られないように落としておかねば危険(笑)

作者さんはかなりの汚部屋だったので、玄関の扉を開けて部屋の一部の散らかりようをみて、彼氏は驚愕して帰っていった。それを機に作者さんは汚部屋を片付けることになる。

こういう状態まで耐えられる人は、いつかまた汚部屋に戻るだろうと思っていたが、読んでいてそうでないのかもしれないと思った。解決策を理性的に考えられる人なら。でも自分なりに便利に暮らす方法を、根本的に考えられないのなら、きっと汚部屋に戻るのではないかとは思う。

母親の知り合いでお部屋ではなくゴミ屋敷に住んでいる人がいる。母親は遠方にいるこの友達の家を一度かたずけに行った事があるが、その友達はどう片付ければいいのか、まったく分からない人で、必要なものとそうでないものが分けられない人だった。その友人の親族は今までに何百万もかけて業者にゴミを処分して貰っているが、ゴミ屋敷は片付くことはないでいまもゴミ屋敷のままだ。いくら周りが手伝っても、本人が自分の頭で考え分別方法を見つけないと無理だと、この母親の友人の話を聞いて思った。

深刻な汚部屋になるかならないかの境は、個人的に汚さへの許容度も大いに関係があると思う。作者さんはゴキブリを見かけた時に、どこに行ったか分からなくなって、そのまま放置するシーンがあるが、私だったらゴキブリが部屋にいたら、もう殺すまでは寝られない。狭い部屋の中でゴキブリと一緒に寝るとか考えられない。たぶん、汚部屋だといままでもゴキブリに遭遇してきてると思うが、その都度、物に隠れられて放置したままだったのだろう・・・。ゴキブリだけじゃなく、掃除も物があったらしないままで、物凄い埃と虫やカビが舞っている中で生活していることになり、相当丈夫な人でないと住めないと思う。

以前、1か月ぐらいベッドのシーツを変えずに寝続けたことがあるが、恐らく寝具のダニにかまれたようで、猛烈な痒みが出たことがあった。私も痛い目にあって寝具を綺麗に保つことの大切さを知ったけれど、この作者さんのようにまで汚部屋にしてなくっても皮膚病になった。きっと、私はあまり体が丈夫ではないので汚部屋では体を壊すと思う。それに、食べ物を何日も放置したままだと臭うし、トイレが汚いのも嫌だし、シンクや洗面所や風呂の排水溝を何年も放置したら、もう触りたくもない状態になっている筈で怖すぎる。

なんか、読んでて、私はここまでの汚部屋になることないなと思って、ちょっと安心した。ケチなので、持っているものを探し出せず、何個も何個も買いたいと思わないし、ゴキブリが出て、狭い部屋なのにすぐ殺せないのは嫌だし、汚部屋だとすぐ皮膚病になってしまう。

母親の友人もゴミ屋敷に暮らしていて、食べ物、弁当などのゴミを放置したままにしているが皮膚病や病気になってしない。汚部屋やゴミ屋敷に住めるのは強靭な体があるから住めるのだと思うので、その点は凄いことだと思う。

赤裸々に書かれているので、そこに住まねばならない状態が本人にとっても不本意だし、不便だし、困っていることが分かるので、理解が出来る。自分もルーズな部分を沢山もっているので、作者さんの気持ちは分かる部分はとてもあった。